エアコンを取り付けてもらおうと思ったら、取付けの業者さんに
『電気の容量が足りない為に、エアコンを取付けできません』
と言われた。そんなお客様からのご依頼で、本日は電気工事にお伺いしました。
お家の中(特に水回り)に必ずある分電盤ですね!
この中の左側にある部品が、主なブレーカ:主幹ブレーカといいます。
その主幹ブレーカ“30A(アンペア)” が付いていました(+_+)
では、主幹ブレーカが30Aとはどういう事か?
お家の中で電気をよく使う代表格である、エアコンを例に挙げますと、エアコン1台で使う電気(電流)は約15A。2台だと30A。(厳密にはエアコンは常に15A使っている訳ではありませんが…)
単純に言うと、エアコン2台で主幹ブレーカが落ちる = 家中の電気が消える となります。
そうなっては困りますので、今回の「電気の容量を増やす」工事が必要となってきます。
↑ 電柱から引き込まれている電気の線です。
ここからお家の中は、お客様の持ち物となりますので、今回の工事はここから分電盤までの電気配線を太い線に取り替える工事からです!
当方の工事では、太い電気配線を敷設する場合、必ずCVTケーブルを使用します。
電線の値段は少々高めですが、放熱性能が非常に良い為、他の(同じ太さの)電気線に比べてたくさんの電気が流せる。=配線が太くならず、外からの見た目もスッキリします。
所要時間は約4時間半。上記のような主幹ブレーカ60Aを擁する大きな分電盤に取り替え完了。
あとは関西電力に当方が申請する形で、ブレーカが落ちる事に気を遣わず、お客様は電気を使う事ができます。
中古の戸建て物件によくある、この「電気容量アップ工事」。
まずは無料お見積りから承りますので、皆さんお気軽に!!